間取り図を3D化する方法:2D図面と連携する3Dモデルの作り方

ArchHomeAI 編集部 · · 9分で読めます

ArchHomeAIの2Dエディタで描いた実際のマンションの間取り図と、それから作った家具付き3Dモデル
ひとつの実例:左が2Dの間取り図、右がそこから作った3Dモデル。

ArchHomeAIで間取り図を3D化するには、2Dエディタで図面を描くか読み込み、連携3Dを作成(またはフローバーの 3D)をクリックします。数秒で、本物の開口をもつ壁、ドア、窓、床、階段、家具が無料で作られ、モデルは図面と連携したままになります。図面の変更は図面から更新で取り込み、3Dで動かしたものは2Dに反映で図面に戻せます。

ポイント

  • 3D化は決定的な処理で無料です。図面から3Dモデルを作るのにAIもクレジットも使いません。
  • 3Dモデルは図面と連携します。図面から更新は変更を取り込みつつ3Dで追加したものを残し、2Dに反映は家具・ドア・窓・壁の移動を承認後に図面へ書き戻します。
  • 並べて表示:2D + 3D で、パソコンやタブレットの1画面に図面とモデルを並べられます。
  • 3DライブラリのCC0の実物モデルで家具を置き、目線の高さで歩き回り、GLB・OBJ・360°画像で書き出せます。すべて無料です。
  • 手元にあるのが図面のPDFや写真だけでも大丈夫。基本の読み取りは無料で、任意のAI解析はクレジットを使います。
  1. 図面を描く・読み込む — 2Dエディタで壁・ドア・窓・部屋・家具を実寸で。無料。
  2. 連携3Dを作成 — ワンクリックで3Dモデルを作り、図面との連携を保ちます。無料。
  3. 見せる — ウォークスルー、書き出し、またはAI Studioへ送ってパース作成(クレジットを使用)。

間取り図の3D化で実際に何が起きるのか

間取り図は建物を水平に切って上から見た図です。壁・ドア・窓の位置や各部屋の広さはわかりますが、高さは何もわかりません。3Dモデルはその足りない次元を補います。壁に高さと厚みがつき、開口は上にまぐさ、下に腰壁のある本物の開口部になり、床には仕上げ、家具には立体感がつきます。だから施主や家族、施工者でさえ、3Dのほうがずっと早くプランを理解できます。アイランドが動線をふさがないか、廊下の広さの感覚、光がどこから入るかが一目でわかります。

ArchHomeAIでは、3D化はAIではなくサイト独自のジオメトリ処理で行われます。図面はミリ単位、3Dエディタはセンチ単位で動き、変換時に各要素と位置を正確に換算するので、モデルは描いた寸法どおりになります。

図面の各要素が3Dで何になるか
2Dの図面では3Dモデルでは
壁(直線・曲線)高さと厚みをもつ壁。出隅やT字の取り合いは自動で接合され、段差や突き抜けは出ません
ドアと窓壁に切り抜かれた開口。ドアは床に、窓は腰高の位置に収まります
部屋と床仕上げ選んだ仕上げ(フローリング、タイル、大理石など)の床
家具・キッチン・浴室3Dカタログの対応アイテム。サイズと回転も同じ
階段と外構階段、芝生、アプローチ、ウッドデッキ、プール、樹木などの庭の要素
寸法線・文字・注記図面に残ります。作図上の注記であってオブジェクトではありません

始め方は3通り

手元にあるものここから始める知っておきたいこと
まだ何もない2Dダッシュボードの新規プロジェクト。白紙、テンプレート、サンプルプロジェクトからいちばん正確な方法。描いたとおりのモデルになります
間取り図のPDF・スキャン・写真2Dエディタの下絵に置いて壁をなぞり、3Dを作成無料。または3Dダッシュボードで 新規プロジェクト → 図面または写真をアップロード → 無料でモデルを作成
CADファイル(DXF・DWG・IFC)2Dエディタでインポートし、壁を確認してから3Dを作成先にレイヤーを整理。3Dは残した壁に従います

3Dダッシュボードの図面または写真をアップロードは、図面そのものから壁・部屋・ドア・窓を読み取り(JPG・PNG・WebP・PDF、10 MBまで)、AIもクレジットも使わずに3Dモデルを作ります。部屋名や家具、水まわり設備も欲しい場合は、任意のAI解析がAIで図面を読み取ります。クレジットを使います。どちらの場合も表示される全体の幅を確認し、必要なら修正してください。ぼやけた写真はぼやけたままです。まずきれいな寸法入りの図面が必要なら、寸法入り間取り図の描き方や間取り図画像のCAD化をご覧ください。

手順:2Dの間取り図から連携3Dモデルへ

  1. まず壁から 2Dエディタで壁を描き(またはなぞり)、次にドアと窓、最後に部屋を作ります。スナップはオンのままに。2Dで角がきれいなら3Dでもきれいです。
  2. 床材と家具 要素を追加に家具・キッチン・浴室、床材グループにフローリング・タイル・大理石があります。2Dで置いたものはすべて3Dに現れます。
  3. 連携3Dを作成 連携3Dを作成、または上部フローバーの 3D をクリック。現在の階から数秒でシーンができます。無料です。
  4. 見回す ドラッグで回転、ホイールでズーム、右ドラッグで移動。モデル下のパース・上・正面などのビューも選べます。
  5. リアルにする リアルな表示をオンにすると、ソファ・ベッド・テーブル・植物が実物のモデルになります。壁や床を選んで素材を開けば、塗り壁・レンガ・石・木・タイルを選べ、照明で光を調整できます。
  6. 3Dで編集 オブジェクトを選んでドラッグ、または矢印キー(1回10 cm、Shiftで1 cm)で動かします。壁には長さ・高さ・曲げのハンドルがあり、プロパティで正確な値を入力できます。
  7. 同期を保つ 図面を変えたら、3Dで図面から更新。3Dで家具や壁を動かしたら、2Dに反映が変更を一覧にし、承認した後でだけ図面に書き込みます。
  8. 歩く・書き出す・パースにする ウォークで目線の高さを歩き、エクスポートでGLB・OBJ・360°画像を書き出し、スタジオへで今のビューをAI Studioに送れます。
図面と連携した住宅の3Dエディタ。上部バーに「2D図面」「図面から更新」「2Dに反映」ボタンがある
連携シーンの3Dエディタ。番号は下のリストに対応します。
  1. 2D図面 · 図面から更新 · 2Dに反映 — 元の図面を開く、図面の変更を3Dに取り込む、3Dでの移動を図面に戻す。
  2. スタジオへ — 今のビューを元画像としてAI Studioに送ります。送るのは無料、生成はクレジットを使います。
  3. エクスポート — glTF(.glb)、OBJ(+MTL)、360°画像、360°ギャラリー。
  4. パネル — レイヤー、素材、照明、要素を追加、チェック、AI、リアルな表示。
  5. シーン内のオブジェクト — すべての壁・ドア・窓・家具。クリックで選択。
  6. ウォーク — 目線の高さで一人称ウォークスルー。
  7. カメラビュー — パース、上、正面、背面、左、右と2D / 3Dの切り替え。

並べて表示:図面を直すと3Dもすぐ変わる

3Dで設計するいちばんの近道は、図面から離れないことかもしれません。2Dエディタの並べて表示:2D + 3Dは画面を左右に分け、左で壁を描いたりドアを動かしたりソファを入れ替えたりすると、右の3Dが一瞬遅れて追従します。3D側で家具を選んでドラッグすることもでき、その変更はそのまま2D図面に入り、1回のドラッグが1回の元に戻すになります。分割表示には広い画面が必要です。スマホでは3Dプレビューを使ってください。

「並べて表示:2D + 3D」を開いた2Dエディタ。左に戸建ての間取り図、右にリアルタイムの3Dモデル
並べて表示:左で描くと右の3Dが追従します。番号は下のリストに対応します。
  1. フローバー — プロジェクト › 2D › 3D › Studio AI。1つのプロジェクトのステップです。
  2. 3Dは最新です — 連携の状態。図面が変わると「3Dが最新ではありません — 更新」になります。
  3. 並べて表示:2D + 3D — 図面の横の3Dパネルを開閉します。
  4. 3Dパネルのツール — 選択して移動、回転、サイズ変更、3D表示を閉じる。
  5. ウォーク — 分割表示のままモデルの中を歩けます。
  6. 図面 — ここで描いた壁・ドア・アイテムはすべて3Dに現れます。

2D ⇄ 3D 連携のしくみ

方向ボタン反映されるものそのまま残るもの
図面 → 3D図面から更新(3Dエディタ)または 3Dが最新ではありません — 更新 表示(2Dエディタ)壁・開口・床・図面上の家具を図面から作り直す3Dだけで追加したもの、選んだ色と素材、3Dでロックしたもの
3D → 図面2Dに反映(3Dエディタ)または 3D からの変更(2Dエディタ)移動・回転・サイズ変更した家具、壁に沿って動かしたドアと窓、まるごと動かしたり伸ばしたりした壁色・素材・名前・床からの高さ・3Dだけのアイテム。ダイアログが一覧にして理由を示します

3Dライブラリで家具を置く

3Dエディタで要素を追加を開きます。リアルタブには、Poly HavenのCC0ライセンスの実物3Dモデル(ソファ、アームチェア、テーブル、ベッド、収納、照明、壁飾り、植物、屋外用品)があります。ほかのタブには建築要素や屋内外のアイテムがあり、キッチン、浴室、プール、ガーデン家具も含まれます。カードをクリックして追加するか、3Dビューに直接ドラッグします。カードのサイズはセンチ表示です。

3Dライブラリの「リアル」タブ。ソファ、椅子、テーブル、ベッド、照明、植物などのカテゴリー
「リアル」タブ:カテゴリー別の実物モデル。サイズはセンチ表示。
  • ソファ・テーブル・ベッドは賢く伸びます。肘掛けや脚、フレームは形を保ち、中央部分だけが伸びます。
  • 布のモデルは織り目や質感を残したまま好きな色に染められます。オリジナルで元に戻ります。
  • プロパティの床からの高さ (cm) で吊り戸棚・鏡・ペンダントライトを持ち上げられます。キーボードのPageUp/PageDownでも同じです。
  • 検索は日本語に対応しているので、知っている名前で探せます。
  • ライブラリは拡充中です。キッチンや水まわりの設備の多くなど、一部はスキャンではなくシンプルなプロシージャルモデルです。
3Dエディタの「要素を追加」パネル。住宅の横にリアルなソファのモデルが並ぶ
要素を追加:クリックまたはドラッグでシーンに置けるリアルなモデル。

家の中を歩く

3Dビューでウォークをクリックすると、カメラが目線の高さ(160 cm)に下ります。W・A・S・Dまたは矢印キーで移動、ドラッグで見回し、Shiftを押したままで速く移動、Escまたはウォークを終了で元のビューにそのまま戻ります。スマホやタブレットでは画面上にジョイスティックが出ます。動画のようなガイド付きツアーはバーチャル内覧ガイドをご覧ください。

3Dモデルのリビングを目線の高さで歩くウォークモード。ヘリンボーンの床、ソファ、ダイニングテーブル
ウォークモード:目線の高さ(160 cm)から見たリビング。

3Dモデルの書き出しと共有

オプション得られるもの用途
glTFモデル(.glb)モデルとテクスチャを1ファイルに。単位はメートル、Y軸が上Blender、ゲームエンジン、Webビューア
OBJモデル(+MTL)形状と色付きのマテリアルファイルSketchUp、3ds Max、古いソフト
360°画像360°ビューアが認識する4096 × 2048のパノラマ部屋の共有。保存して共有で360°ギャラリーにリンク付きで保存
共有して AR/VR で見るスマホのARで家を置けるリンクとQRコードARとVRで家を見るを参照
スタジオへ / パースを生成今のビューのフォトリアルな画像クレジットを使用。間取り図からAIパースへを参照

GLBはglTFのバイナリ形式です。glTFはKhronos Groupによるオープンでロイヤリティフリーの3D形式で、「3DのJPEG」とも呼ばれます(glTF)。書き出したファイルにはモデルだけが入り、グリッドや照明、選択表示は含まれません。

上から見た家具付きマンションの3Dモデル。寝室、浴室、アイランドキッチン、リビング、パラソルのあるバルコニー
メイン画像の実例の完成3Dモデル。家具とバルコニー付き。

きれいな3Dモデルにするコツ

  • 2Dで角をすべて閉じましょう。図面で接している壁は3Dでも接します。小さなすき間は3Dが自動で埋めますが、角を大きく越えて描いた壁はそのままです。
  • ドアと窓は壁の横ではなく壁の上に置きます。そうして初めて壁に開口が切られます。
  • 大きな間取り変更は2Dで、家具の微調整は3Dで。その後2Dに反映を使えば、図面・図面シート・一覧表が正しいまま保たれます。
  • 大きな変更の後は保存(またはCtrl+S)。横の表示で最後に保存した時刻がわかります。
  • 3Dは確認のためのもので、施工の根拠ではありません。基準は寸法入りの図面で、AIパースはイメージであって実施図面ではありません。

今すぐ間取り図を3D化しましょう 2Dエディタを開き、図面を描くか読み込んで、連携3Dを作成をクリック。無料です。 2Dダッシュボードを開く

よくある質問

間取り図の3D化は無料でできますか?

はい。ArchHomeAIで描いた・なぞった図面から3Dモデルを作成し、更新し、家具を置き、歩き回り、GLB・OBJ・360°画像で書き出すのは無料です。図面画像のAI読み取りやフォトリアルなパースなどAIの操作だけがクレジットを使います。

2Dの図面を変えたら、3Dを作り直す必要がありますか?

いいえ。モデルは図面と連携しています。3Dエディタで図面から更新(または2Dエディタの「最新ではありません」表示)をクリックすると、壁・開口・床・図面の家具が更新され、3Dで追加したものや選んだ色・素材はそのまま残ります。

3Dでの変更は2Dの図面に戻りますか?

はい、承認すれば戻ります。2Dに反映は「ソファ:50 cm移動」のように変更を一覧にし、図面に反映を押したときだけ図面に書き込みます。色・素材・床からの高さ・3Dだけで追加したアイテムは送られず、ダイアログにその旨が表示されます。

間取り図の写真やPDFを3D化できますか?

できます。2Dエディタの下絵で無料でなぞるか、3Dダッシュボードの図面または写真をアップロードを使います。無料の読み取りで図面から壁・部屋・ドア・窓が作られ、任意のAI解析は部屋名や家具を加えてクレジットを使います。その後、全体の幅を確認してください。精度は図面の質しだいです。

どの3D形式で書き出せますか?

テクスチャ付きのバイナリglTF(.glb)、MTLカラーファイル付きのOBJ、4096 × 2048の360° JPEGです。ARには、共有して AR/VR で見るがiPhoneとAndroid用のリンクとQRコードを作ります。

スマホやタブレットでも使えますか?

使えます。3Dエディタはタッチ操作に対応し、ウォークは画面上のジョイスティックで動けます。2D + 3Dの並べて表示は広い画面が必要なので、スマホでは3Dプレビューを使うか3Dエディタを開いてください。

出典

本ガイドの作成方法:すべての数値は末尾に記載した出典にもとづき、2026年9月に確認したものです。価格は地域、仕様、年によって異なります。

  1. glTF — Wikipedia
  2. About Poly Haven — CC0 — Poly Haven